こんにちは、DAIです。
ポケモンSVシーズン1シングルバトルにて使用した構築を紹介します。
【構築経緯】
現環境にて初手で出し負けた際に裏に引くという動きを安定して出来る構築を組むのが困難だと感じた為、初手に置いて基本的に役割を遂行出来るポケモンとしてキラフロルを採用。
裏に置くエースのポケモンとして、私がパワーが高いと感じているポケモンであり、特殊を起点に出来るフェアリーテラス蝶舞ウルガモスと、物理を起点に出来るHBゴツメ竜舞カイリューの2体が並びとしても強力だと感じた為、構築の軸とした。
キラフロルがキラースピンでステルスロックを消せるため、その点でもウルガモス及びカイリューとの並びの相性が良い。
残りの枠は、
積み技主体だとヘイラッシャ等のてんねんが重くなるため、積み技無しでも火力が出せる眼鏡サーフゴーと鉢巻セグレイブを採用。
相手の積み展開が嫌だった為、対策としてヘイラッシャを採用。
以上で構築が完成した。
【個体紹介】
キラフロル@きあいのタスキ 特性:どくげしょう テラスタイプ:地面
189(244)-67-111(4)-151(4)-102(4)-151(252)
だいちのちから がんせきふうじ キラースピン ステルスロック
先発で出してステロを撒きつつ対面のS操作をしてもらう。
どくげしょうは発動すると嬉しいが、相手依存のためあまり撒けるとは思っていない。
どくびしが撒ければ、ウルガモスやカイリューの回復技、ヘイラッシャの守るとの相性も良く強かった。
持ち物は気合いの襷だが、意地鉢巻ドラパのアローを耐えることラインまでは最低でも耐久を振りたいこと、何かしらの攻撃を2耐えしてくれるようになることのほうが火力に振るよりも恩恵があると感じた為耐久振りとした。
火力は無振りでもH振りサーフゴーを大地2回で86%で倒せるため、十分だと判断した。
技構成は、毒が入らない鋼や毒タイプのポケモンへの打点としてだいちのちから、無効タイプが無いS操作技であり、速いポケモンの襷をはがしつつステロを撒く隙を作れるがんせきふうじ、対面に毒を入れつつ自分の場のステロ等を消せるキラースピン、このポケモンの採用理由であり、環境に多いウルガモスやカイリューに刺さり、こちらのアタッカーを通しやすくなるステルスロックの4つとした。
テラスタイプはメインウェポンのだいちのちからの火力の底上げの為に地面にしたが、キラフロルにテラスタルを使うことはほとんど無い。
ウルガモス@オボンのみ 特性:ほのおのからだ テラスタイプ:フェアリー
192(252)-×-107(172)-156(4)-126(4)-143(76)
ほのおのまい テラバースト(フェアリー) あさのひざし ちょうのまい
キラフロルの裏から出すエースとして採用。
炎+フェアリーの技範囲が広く、舞うことが出来れば炎タイプ以外のほとんどのポケモンに勝てる。
持ち物は、耐久を底上げ出来るオボンのみとした。ステロダメージが入ったときにオボンが発動するようにHPは偶数。
努力値は、1舞で最速ドラパルトを抜けるようにし、残りをHBに振り切ることで物理ともある程度殴り合えるようにした。
技構成は、メインウェポンであり殴るだけで50%でCが上がることが強力なほのおのまい、ドラゴンに対しての打点になるもう一つのメインウェポンであるテラバースト、場持ちを良く出来るあさのひざし、積みエースとして活躍するためのちょうのまいの4つとした。
カイリュー@ゴツゴツメット 特性:マルチスケイル テラスタイプ:ノーマル
197(244)-154-148(156)-×-120-114(108)
現環境で最もパワーが高いポケモンだと思っているため、エースとして採用。
持ち物は、マリルリやドドゲザンに対して羽休めを連打するだけで体力を削れる等、役割を増やせるゴツゴツメットとした。
努力値は、最速マリルリとドドゲザン抜き抜き、1舞で最速ガブリアス抜き抜きまで振り、残りはHBとした。1舞後ゲンガー抜きぐらいまで振ってもいいかもしれない。
技構成は、ノーマル技との相性保管に優れていて素の威力も高いじしん、優先度+2の威力80技という破格の性能であり、カイリューの採用理由でもあるしんそく、体力管理の為の羽休め、積みエースになってもらうためのりゅうのまいの4つとした。
サーフゴー@こだわりメガネ 特性:おうごんのからだ テラスタイプ:かくとう
189(212)-×-116(4)-200(228)-114(20)-110(44)
ヘイラッシャ等のてんねんやその他サイクルを崩す際に高火力のポケモンが欲しく、その中でもあくび等の補助技に耐性がある点が優秀だったので採用。
持ち物は、受け回しを崩す火力が欲しかったのでこだわりメガネとした。
努力値は、控えめC252振りサーフゴーのシャドボを最高乱数切り耐え、すばやさはサーフゴーミラーやSに振っていないロトムを抜けたらいいなという期待で少し振り、残りを火力に回した。
技構成は、使いやすいメインウェポンであるシャドーボール、強力な鋼打点であるゴールドラッシュ、ドドゲザンや鋼テラスしたキョジオーンへの打点となるきあいだま、耐久ポケモンへの対策としてトリックを採用した。
テラスタイプは、ドドゲザンに強くなれることや、ハピナスがかくとうテラスきあいだまで確2であり受けループを崩す手段になるので、かくとうテラスとした。
セグレイブ@こだわりハチマキ 特性:ねつこうかん テラスタイプ:じめん
191(4)-216(252)-112-×-106-139(252)
サイクル構築に強めなこととカイリューを牽制するために採用。
持ち物は、サイクルを破壊する際にてんねん相手でも火力を出せるように鉢巻とした。
HBヘイラッシャに対してきょけんとつげきが乱2、耐久無振りドラパルトに対してテラスを切らなくても礫で75%の乱1など、すさまじい火力が出る。
努力値は、火力が欲しかったのでAぶっぱ、Sもすぐ下にロトムやサーフゴーがいること、セグレイブミラーで突っ込まざるをえない時のことを考えて準速とした。
技構成は、メインウェポンであり身代わりを貫通出来るつららばり、安定して火力が出せる技が欲しかったのできょけんとつげき、鋼等に対する打点として地震、先制技のこおりのつぶてとした。
テラスタイプは、セグレイブは元のタイプの耐性があまり良くないため弱点をズラしたかったので、サブウェポンの地震の火力も上げられる地面を選択した。
ラウドボーンを突破する際に、フェアリーテラスされても確2で倒せる点が良かった。
ヘイラッシャ@たべのこし 特性:てんねん テラスタイプ:ゴースト
257(252)-121(4)-182(244)-×-86(4)-56(4)
ウェーブタックル あくび のろい まもる
キラフロルが起点にされやすいため、積み技の対策として採用。
持ち物は、回復手段が欲しく守るとの相性が良いたべのこしとした。
技構成は、相手のサイクルに負荷をかけることが反動を受けてしまうデメリットより大きいと判断し威力の高いウェーブタックル、ステロやまもるとの相性が良いあくび、自身のみで相手を詰めていけるようにするためののろい、たべのこしやあくびやどくびしとの相性の良いまもるとした。まもるはトリックの対策や、ボルチェンであくびループを抜けようとする相手への対策、てんねんのおかげで隙を見せても起点にならないことからヘイラッシャと非常に相性の良い技だと感じた。
また、カイリューがアンコールでヘイラッシャを対策しようとしてくる為、アンコールを早く不発に出来るようにのろいのPPを増やしていない。このおかげで勝てた試合が2戦あった。
テラスタイプはゴーストにすることで、クエスパトラ等のギミック系にのろいを呪いとして撃てるようにした。こちらもまもると相性が良く、使い勝手が良かった。
【選出】
基本選出はキラフロル+ウルガモス+カイリューだが、相手にてんねんがいる場合やサイクル構築の場合はサーフゴーやセグレイブを選出する。明らかなステロ要因がいる際にはウルガモス+カイリューという選出は避ける。ステロが刺さらずキラフロルが不必要な場合は初手セグレイブを投げた方が強い場合もある・・・など選出の幅は広く、相手の構築によって柔軟に変えるため正直なところ言語化が困難である。
【結果】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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